「まくら」へのこだわり

枕つくりはここから始まった・・・【眠り屋さんわ】枕ができるまで

【眠りをひもとく・・・】 これがたったひとつの、 そして終わりのないテーマでした・・・。

寝具業界の常識を打ち砕く・・・
これは日増しに強くなっていきました。

私はいわゆる「お布団やさんの後継ぎ」です。
以前はまったく畑違いの「呉服屋」に約5年勤務し、長崎県の実家に帰ってきました。
里帰りと言うのは、もう大変なものですね(笑)
「地域一番店!の売上を達成する!」という「若気の至り」の気持ちだけでしたから・・・。 その頃の大村市の寝具環境ははショッピングセンターの大ブーム、そして、ホームセンターやディスカウントストア、果ては衣料品店でも「寝具」が売り出された頃でしょうか。
いわゆる「寝るための道具」である「寝具」はどこでも売られていました。

当店でもやはり同じように、他店を見に行っては「うちより安い・・・」、「また帰って値札を変えなきゃ・・・」の繰り返し。

いわゆる「寝具」は販売のための道具。
まさにこの時の寝具は「ただの寝具と言う名のお金に変わるもの」という感覚でしかありませんでした。

一流メーカーの商品を仕入れては、「これは○○の商品ですから絶対いいですよ!」と言って、お客様に「AとBではどちらがいい商品ですか?」と聞かれたら単価の高いものをオススメする。そんな毎日でした。

毎日はそれは慌しいものでした。「どこどこの店よりも当店が絶対安いですから!だって昨日見に行ってきましたから!」というわけの分からない営業トークで一所懸命でした。
今となっては笑い話ですが・・・。

それからうっすらとですが、いろんな疑問がわいてくるようになってきました。

「メーカーの今年の新商品でこれはいいですよ!といって販売しているけど、来年になり、同じお客様が再来店してくれたら、「これは今年の新商品ですからいいですよ!」と言って販売するんだろうか?」

「お客様は当店に何を求めてきてくださるんだろう・・・?」という思いが疑問となり、疑問が専門店としての店のあり方を追求するきっかけになり、

当店は専門店【眠り屋】として
【寝るための道具=寝具】ではなく
【ぐっすり眠るための道具=眠具(みんぐ)】
を提案するべきなのではないか?」という使命感に変わっていきました。

それから、産地をめぐるようになり、正しい「眠具」を日本中で探すようになり、実際、自分で物を作り、体感し、改良して本当にオススメできるものだけが残りました。
店の中は「寝具」と「眠具」に分かれていったのです。当然、ただの商品として置いてあったものは仕入れも減り、時にはメーカーに「気持ちは分かるけど、商売としては成り立たないよ」と苦言をいただいたり・・・。

それから約4年の年月が経ち、当店の枕はほぼ9割が「その人の姿勢に合ったオーダー枕」の注文となりました。やっぱり、商売は「正しいものだけが残る」ということを身をもって体験しました。

もし、あのまま「毎年が新商品」だけを販売していたら、今の店は営業できていなかったかも知れません。

睡眠で困ってる方は非常に多いです。

当店のオーダー枕は、実際店舗に足を運んでいただき、実際に計測します。完全フルオーダーです。

このオーダー枕は、今までの知識と経験をフルに活用して、作り上げたものです。しかし、私がインターネットでは計測することは不可能です。

どうしても細かいところは実際に敷き寝具に横になってもらわないと不可能だと考えます。だって人の体も十人十色なんですから。

しかし、今までの店でのお客様の体験やご相談から得た知識と、少しばかりの学んだ「睡眠学」を織り成すと、ある程度の軽減ができるという結果に自信が持てるようになりました。

このオーダー枕は、「枕が変われば、朝の目覚めが変わる!」ということを、是非皆様に「体で感じていただきたい!」そして、一人でも多くの、「朝から自然と笑顔になるのは、素晴らしい事」ということを感じていただきたいと願って作りました。

是非試してみてください。

人の「眠り」は一昼夜では解決できないものだと思います。

快適な眠りは、「固く結ばれた糸をひもといていく」ことに近いのかも知れません・・・。

「眠り屋」三代目 古泉 典彦

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