2018年2月27日お店のコト

◉コラム11 睡眠指導士が教える「体圧分散」(画像付き)

◉コラム11 睡眠指導士が教える「体圧分散」(画像付き)

体圧分散ってどういうとなのか?

 

ちまたでよく耳にする「体圧分散」。

マットレス選びをした方なら、販売員の方から一度くらいは聞いたことがあるかもしれません。

でも、実際「体圧分散って?」と思ったことはありませんか?

 

体圧分散とは立っている状態で横になれる事

体圧分散…

「体圧」体圧とは、ベッドなどの寝具から身体の表面に加わる圧力のことであり、褥瘡予防のためには骨突起部に加わる圧力をできるだけ低く保つことが重要です。

そのためにベッドと身体の接触面を広くし、体表面に加わる圧力を減少させることを体圧分散といいます。

体圧分散ケアには、臥位における体位変換や体圧分散用具の使用、坐位における姿勢保持や用具の使用などがあります。

 

体位変換とは圧迫されている身体の部位を、身体が向いている方向や姿勢などを変えて移動させることです。(褥瘡辞典より)

 

ふむふむ…むむ…よくわからない(笑)

要約すると、「寝具との接地面を増やすことで、体の圧力を軽減させること」なんですね。

実際に見てみましょう。

高反発素材のマットレスに横寝してみる。

 

90度回転させてみると

すると、肩の位置、腰の位置が若干歪んで見えますね。
これではわき腹や、首元に隙間ができてしまって、体圧分散がきちんとできていないということになります。

後頭部から腰に掛けて背骨も湾曲しています。

 

次にウッドスプリングの上に同じように横寝してみる。
(わかりやすくするために、体に合わせて調節をしています)

90度回転させてみる

すると、肩も腰もきちんと沈み込み背骨も一直線になっています。
肩と腰にかかる体圧はきちんと分散されていることになりますね。

お尻の出っ張りや肩の出っ張りもあまりありません。

 

 

ここで注意したいのは低反発素材。体圧分散ということから考えれば、低反発素材は
熱が吸収されるとゆっくり沈むため、体圧分散性だけを見ればよいということになります。
「包み込まれる感じ」というのもうなづけます。

しかし、多くの寝具専門店で扱わないのは、「寝返りの不自由さ」があるためです。

反発力が弱いということは自身の筋肉を使って寝返りをしないといけないため、就寝中の体には
負担がかかるということになります。

だから、低反発素材は扱わないというのが眠り屋さんわの見解なのです。

 

 

「まとめ」どういう基準で選べばよい?

1、「寝返りのしやすさ」
2、「腰やかかとの部分に隙間が空かないこと」
3、「体にマットレスを合わせる」のか「マットレスに体を合わせるのか」で違う

ということが挙げられますね。

 

眠り屋さんわでは細かくその人に合ったマットレスをお勧めしています。
そのためには実際にマットレスの上に寝て、ゴロゴロしてみることが一番です。

そして、適切にアドバイスしてくれる販売員がいることも大事ですね。


古泉典彦(睡眠指導士上級保持者)


下地美佳(睡眠指導士上級保持者)

 

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