2014年11月10日枕・ふとんの豆知識
みなさんこんにちは。
さんわの店長古泉です
昨日はさんわのオーダーメイド枕「スライス枕」をお二人にお作りしました。
最近はブームのように「オーダーメイド枕」がネットでも騒がれていますが、なぜさんわがオーダーメイド枕を勧めるのかを書いてみました。
自分専用枕「オーダーメイド枕」を作られる多くの理由は「ぐっすり眠りたい」という理由がやはり圧倒的です。
巷にはたくさんの「オーダーメイド枕」がありますが、枕を買われる方の悩みは様々です。
1、肩こりを改善したい。
最も多い理由が「肩が張ってどうしようもないから、肩こりを治したい!」です。
整骨院やあんま、鍼灸やお薬を常時飲んでいるなど、様々な改善策を講じられている方も多いのですが、なかなか改善しないということから来店される方が多いです。
2、腰痛を改善したい。
「腰痛」も悩みのひとつで、「枕を変えて腰痛も改善したい」と相談される方も多いのが事実です。
枕を変えて腰痛が治るかと言えば・・・「治りません」というのが答えです。
枕は後頭部から首の後ろの隙間、そして第七頸椎(首の後ろにあるポコっと出た部分の骨)までを支えるための物であって、腰痛の原因である「腰」を支えるためのものではないので、残念ながら枕を変えても腰痛を改善することはできません。
腰痛の原因はからだに合っていない「敷き寝具」を見直すことが必要です。
現在はオーダー枕と言ってもたくさんの種類があるので、どんなのが良いのかわかりずらくなっていることも事実です。
オーダー枕には大きく二タイプあることを知っておいてください。
さんわのオーダー枕で特徴的なのは「枕自体がフラットである」ということ。
これは整形外科の山田朱織先生が作られている枕もそうですが、枕の表面がフラットになっています。
これは、頸椎を支えることはもちろん、「寝返り」を重視するために設計されています。
さんわのオーダーメイド枕のサイズは35×70センチくらいの大きさですが、一般的な枕は35×55センチだったり43×63センチです。
さんわの枕はどちらかというと長方形の形をしています。
奥行きは頭が乗るサイズで十分なことと、幅は左右に寝返りをしても、頭が落ちないように、頭3つ分の幅に設計しています。
逆にこれ以上のサイズはあまり意味がないということになりますので、無駄のないサイズです。
一般的にオーダーメイド枕と言った場合には、仰向けになったときに後頭部がすっぽり入るように、真ん中にくぼみをつけたタイプのものが多いです。
これは、仰向けの時に頸椎を支える「頸椎保持」を重視するために設計されています。
真ん中にくぼみがつくために、仰向けの時は頸椎を支え、横向けの時には肩の幅分だけ盛り上がるように設計されています。
「寝返り重視まくら」と「頸椎保持重視まくら」と両タイプありますが、どちらか一方が良いということは、私個人的にはわかりません。
ここでは詳しく触れませんが、各社それぞれにメリット・デメリットもあることは否めません。
大事なのは、睡眠中の頸椎を細かく支えられるものが良いということになりますね。
一人の方は川棚町からのご来店ですが、おじいちゃんとおばあちゃんの枕を作って以来、大ファンになっていただいて娘さんから娘さんの旦那さん、そしてお孫さんまで身内一同作っていただいてます。
感謝感謝。
おばあちゃまが最初にオーダー枕を作っていただいてから、すごく良かった!ということですべてご紹介していただいています。
もう一人のお客様は車の会社をされている方で、腕のしびれがあるという相談から作らせていただきました。
ここ一週間くらい睡眠が浅いと言うことでしたが良くなるといいですね!
さんわでは睡眠に関する相談なんでも受けています。
悩まずに是非相談してくださいね(^^)