2015年1月26日枕・ふとんの豆知識
INDEX
皆さんこんにちは(^^)長崎県大村市寝具専門店、睡眠健康指導士・快適寝具専門家の古泉です(^^)
お久しぶりのブログです・・・(汗)にも関わらず、多くの方にHPを見に来ていただいて、感謝感激でおります(^^)
今、羽毛布団をお使いの方も多いと思いますが、羽毛の原料は年々高騰してきています。先日、ダウンジャケットを買いに行ったのですが、中綿を見ると「ポリエステル100%」でもダウンジャケットと同じような縫製で、パッと見てもダウンなのか、ポリエステル綿なのかわかりづらいほどです。
スタイルがしゃれているので、数年しか使わないものならそれでもいいと思います。が!
羽毛ふとんは違います!
羽毛は為替に非常に影響を受けやすく、しかも海外では鳥インフルエンザがあって、農場すべての鳥が殺処分されたりしています。しかも羽毛の量は限られているので、「良質の羽毛」というのは限られています。
一度羽毛布団の品質表示を見てみてください。中身のところに「○○産グース」とか「○○産ダック」とか書いてあります。
それが「ダック」だけの表示がされている物は、「ブレンド」といって混ぜてあるものもあります。
2年前から比べると、羽毛の原料は約2倍の値段で取引されています。
皆さんは気づいていないかもしれませんが、「体に当たる部分だけ増量しています」とか「羽毛のような柔らかいタッチ」とか「体熱で温度をあげる繊維が入っています」とかいう商品が出ています。
これは「羽毛での商品は価格帯が大幅に変わる」ことの裏返しです。逆に化学繊維の良さを見直されているとも取れますが・・・
これからは「羽毛の再生」というものが増えてくるのではないでしょうか?羽毛の再生とは簡単に言うと「羽毛のリサイクル」ですね(^^)
数年前の羽毛は質にバラつきがなく均一なものも多いため、買い替えるよりも品質が良く、値段も抑えることができると思います。
ふとんも洋服もそのような商品が増えてくるのではないかと思います。羽毛は管理に気を付けていれば長持ちできるものですからね(^^)
皆さんも「羽毛布団そろそろ替え時?」と思ったら、今使っているものが再利用できないか寝具専門店に聞いてみると良いかもしれません。
専門店は「プロ」ですから、これなら買ったほうが良いとか、リサイクルした方がいいとか明確に行ってくれると思いますよ(^~^)