2018年3月29日ねむねむコラム
皆さんこんにちは(^^)長崎県大村市寝具専門店、睡眠健康指導士・快適寝具専門家の古泉です(^^)
さんわにご来店される方の相談で多いのが「腰痛」。
私も数年前にぎっくり腰になったことがありますが、普段はあまり「腰が痛い」という
感覚に襲われたことがないので、何とも言えないのですが、「腰痛持ち」の方にはかなり困った症状ですよね。
腰痛になった場合に、改善方法はあるのでしょうか?
腰痛ってそもそも、何でなるのでしょうか?
こんな時はググるに限る(笑)
あまり知識がない人にとっては、「腰痛」という言葉は知ってても
原因が何かは知らない人が多いかもしれません。
腰痛の原因としては・・・
・筋肉や骨、関節の異常によるもの(こう思っている方が一番多いかもしれませんね)
しかし、実際の医療機関でも原因を突き止めるのはわずか15%くらいだそうで、
他にも考えられるのは、
・痛みを抑える神経の脆弱によるもの
・内臓の異常によるもの
・炎症・骨折・腫瘍によるもの・・・などなど。
調べてみると、原因はわかりにくく、症状によっては怖くなるものまでありますね。
さらに調べてみると、
・排尿・排便の異常
・しびれ・麻痺がある
・頭が痛くなったり、吐き気をもよおす症状がある
・横になっても痛みが強くなる
などの時は、ただ単に「腰痛」だけでなく、ほかの症状が原因かもしれない
「危険信号」かもしれませんので、病院で一度調べてもらった方がいいかもしれませんね。
腰痛は大きく分けて2種類のタイプがあるようです。
「急性腰痛」
・比較的短期間に治ります。
・体に異常があることを知らせる危険信号
「慢性腰痛」
・3か月以上痛みが続く
・治療が長引いている場合や、損傷や炎症が治った後も痛みが続く
重いものを急に持ったり、無理をした場合は「急性腰痛」かもしれませんし、3か月以上続く場合は
筋肉や関節だけではなく「慢性腰痛」かもしれません。
もし長く痛みが続くようであれば「痛みを抑える神経」が原因かもしれません。
長引く腰痛は原因がわかりにくいということですね。
専門のお医者さんに診てもらうことも、ひとつの方法ですね(^^)
診てもらう医療機関も実は症状によって違うのです。
・腰痛とともに、痛みや麻痺、足に力が入らないとき
しびれや麻痺を感じるときは骨や軟骨など運動器の疾患が見られる場合は「整形外科」へ。
・腰痛とともに発熱がある場合
ウイルス性の病気にかかっている可能性があるため、内臓の疾患を専門とする「内科」を受診すると良いでしょう。
・排尿・排便が困難な時
腰痛とともに排尿・排便障害があらわれた場合は、膀胱や子宮に原因があるかもしれませんので、「泌尿器科」や「婦人科」
で診てもらいましょう。
おふとん専門店に行くと、「マットレスが合わないと、腰痛の原因になりますよ!」
と言われたことがあるかもしれません。
これは、前述したもので言えば、「急性腰痛」にあたるのではないかと思います。
マットレスや敷きふとんの上にあおむけになった時に、「背中・腰・かかと」が体に沿って
支えられている状態が一番です。
腰の部分が一番体圧がかかり(睡眠時・体重の44%)、そして肩(睡眠時・体重の33%)、
そして足(睡眠時・体重の15%)、そして頭(睡眠時・体重の8%)に負荷がかかります。
自分で寝返りができない方がなりやすいのが褥瘡(じょくそう)。
なりやすいのが腰とかかとなんですね。
意外とかかと部分が知られていないのですが、かかとには集中して負担がかかっているわけです。
体全体を細かく支えてくれるマットレスが最適だということになりますね。
当店では「ウッドスプリング」「ラテックス」「ジェルトロン」など様々な種類のマットレスがありますが、睡眠中の体圧がうまく分散できることで、「腰痛がよくなった!」「腰が楽になった!」になるわけですね。
腰痛かな?と思ったときには、次の順番で考えてみると良いかもしれません。
1、急性腰痛なのか・慢性腰痛なのか?
2、腰痛とともに違う症状は見られないか?
3、症状によって、整形外科か、内科か、泌尿器科か?もしくは整骨院などで緩和するか?
4、敷き寝具は体に合っているか?
の順番で考えてみるといいかもしれませんね(^^)
眠り屋さんわは「睡眠に詳しい寝具店」ですが、それだけではなくいろんな方面から
考えてみるといいかもしれません。
花粉症みたいに「一定の時期だけ調子が悪い」という場合もありますので、ゆっくり症状を見ることが大事ですね。
参考にさせていただきました:シオノギ製薬「腰痛年齢.com」・「整体×骨盤KARADAFactory」